固定資産税　平成27年　第65回税理士試験

ここが出る？どこがでる？

１、平成26年　第64回税理士試験について

固定資産税の昨年の受験者数は1,098人、合格者は162人で合格率は14.8％でした。

・第一問の問１では、固定資産税の免税点について基本的な理解を問う問題が出題され、問２では、固定資産課税台帳に関する事例問題が出題されました。

・第二問の問１では、商業地等、住宅用地、農地についての税額の計算問題が出題され、問２では、償却資産税の税額の計算問題が出題されました。難易度としては高くないものでほぼ満点を取る必要がある問題でした。

２、平成27年　第65回税理士試験の対策・出題予想

今年の試験においては、第一問では、個別論点をストレートに解答させる問題と事例形式により解答させる問題の出題が予想され、第二問では、税負担の調整措置に関する計算問題の出題が予想されます。

大手専門学校各校は、平成27年、第65回税理士試験の理論問題として次の論点が出題されるのではないかと予想しています。

①固定資産税の課税客体について

②評価、価格の決定及び配分等

③償却資産の申告制度

④不服申立てについて

⑤固定資産税評価審査委員会について

⑥課税団体について

⑦宅地に関する税負担の調整措置について

⑧閲覧制度と縦覧制度について

税理士受験生にとっては、試験にどこが出題されるか非常に気になるところですが、あまりヤマをはりすぎると痛い目にあうかもしれません。

税理士試験は競争試験です。手をつけるべき論点と解答に手間のかかる論点を見極め、基本的な事項はコツコツと拾い、他の受験生よりミスを減らして1点でも多く得点していくことが肝心です。

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