財務諸表論 出題予想 平成30年 第68回税理士試験

財務諸表論 ここが出る? どこが出る?

平成30年 第68回税理士試験

 

 

1、平成29年 第67回税理士試験について

 昨年の財務諸表論の受験者数は10,424人、合格者は3,081人で合格率は29.6%でした。

・第一問では、企業会計上の利益が、キャッシュフローを適切に期間配分することで算定されるという点に関して理解を問う問題及びクリーン・サープラスの関係に関する理解を問う問題が出題されました。

・第二問では、問1で、資産除去債務に関する会計基準に関して、問2で、資産除去債務の見積りの変更から生じる調整を、会計上どのように処理するかについて理解を問う問題が出題されました。

・第三問では、会社法及び会計計算規則の基本的な理解度を広範囲に問う問題が出題され、現預金、金銭債権、引当金、外貨建取引、有価証券、棚卸資産、有形固定資産、借入金及び利息、賞与引当金、退職給付会計、諸税金の会計処理、税効果会計など幅広い分野の理解が問われました。問題の指示も読みやすく、ボリュームも少ない、高得点が要求されるレベルの問題でした。

 

2、平成30年 第68回税理士試験の対策・出題予想

 今年の試験においても、第一問・第二問では各種「基準」に関する理論問題の出題が、第三問ではボリュームの多い計算問題の出題が予想されます。

大手専門学校各校は、平成30年、第68回税理士試験の試験問題として次の論点が出題されるのではないかと予想しています。

@収益の認識と工事契約に関する会計基準

A棚卸資産の評価に関する会計基準

B退職給付に関する会計基準

C税効果会計に係る会計基準

D固定資産の減損に係る会計基準

Eリース取引に関する会計基準

F金融商品に関する会計基準

G企業結合に関する会計基準

H連結財務諸表に関する会計基準

I繰延資産

 

 税理士受験生にとっては、試験にどこが出題されるか非常に気になるところですが、あまりヤマをはりすぎると痛い目にあうかもしれません。

 

 税理士試験は競争試験です。手をつけるべき論点と解答に手間のかかる論点を見極め、基本的な事項はコツコツと拾い、他の受験生よりミスを減らして1点でも多く得点していくことが肝心です。

 

 

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