財務諸表論 ここが出る? どこが出る?
平成29年 第67回税理士試験
1、平成28年 第66回税理士試験について
昨年の財務諸表論の受験者数は11,420人、合格者は1,749人で合格率は15.3%でした。
・第一問では、包括利益の定義、当期純利益と包括利益の差異、包括利益の表示に関する会計基準、金融商品会計基準ついての理解を問う問題が出題されました。
・第二問では、問1で、外貨建取引等会計処理基準を設定する際の基本的な考え方について問題となった事項などに関して、問2で、為替予約にかかわる金融商品に係る会計基準に関しての理解を問う問題が出題されました。
・第三問では、会社法及び会計計算規則の基本的な理解度を広範囲に問う問題が出題され、現預金、金銭債権と引当金、有価証券、自己株式、棚卸資産、有形固定資産及び無形固定資産、賞与引当金、退職給付、剰余金の処分、諸税金、税効果会計など非常に幅が広い分野の理解が問われました。難しい資料も一部含まれていましたが、標準的なレベルの問題でした。
2、平成29年 第67回税理士試験の対策・出題予想
今年の試験においても、第一問・第二問では各種「基準」に関する理論問題の出題が、第三問ではボリュームの多い計算問題の出題が予想されます。
大手専門学校各校は、平成29年、第67回税理士試験の試験問題として次の論点が出題されるのではないかと予想しています。
①収益の認識と工事契約に関する会計基準
②棚卸資産の評価に関する会計基準
③退職給付に関する会計基準
④税効果会計に係る会計基準
⑤金融商品に関する会計基準
⑥有形固定資産などの費用配分
⑦固定資産の減損に係る会計基準
⑧リース取引に関する会計基準
⑨資産除去債務
⑩企業結合に関する会計基準
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